e-SHINBUN(イー新聞)からマキシマム競馬新聞の取得方法
新聞の見方

TEXT:菊池グリグリ

だいぶ間が空いてしまいました。と言いますのも、
この夏はサカモトさんと力を合わせてこちらを頑張っておりました。



そうです、地方競馬データ特捜班だったのです。
今回は、本の内容も絡めつつ水曜の南関重賞、東京記念と最終レースを検討します。

なお、17日(火)の通過順はこんな感じでした。

20190917大井01-03R

20190917大井04-06R

20190917大井07-09R

20190917大井10-12R

傾向らしい傾向を捕まえにくい日でしたが…
 
 ●8枠から人気より上の着順に来た馬が複数。
 
 ●後半のレースにかけて差し&追込みが届いた
  (前半は全馬がバテるので行ったもん勝ちだが、クラスが上がると差しが届いた)


といったことは言えるかと思います。
水曜は雨予報もあるので、降れば前日よりぬかるんだ馬場となるでしょう。
昨年も東京記念は道悪でしたね。

さて、マキシマム競馬新聞的にどうだったか?ですが、
指数でも推定前後半でも、そこそこ捕まえにくい日だったかもしれません。

どハマリするとこんなことに…(この件についてはコチラを)
http://blog2.jrdvsp.com/archives/18423954.html


さて、タイトルの件ですが、本日は南関重賞の東京記念があります。
南関重賞といえば、冒頭でも紹介した地方競馬パーフェクトブック

同じく地方競馬データ特捜班だった伊吹雅也氏がTCK公式でデータ分析をされているので、
こちらも参考にしつつ、マキシマム競馬新聞に落とし込んでいきましょう。
詳しくはコチラでご確認いただきたいですが、個人的にデータを見て重視すべきポイントと考えるのは…

 ●前走1着が強い → 単純に紛れにくいレース&前哨戦の結果が反映されやすい
 ●近年は内枠(1~7番が目安)が有利
 ●先行力は重要(前走3~4角通過順を目安に)

このあたりでしょう。これを踏まえて…

<大井11R・東京記念(SⅠ)>

190918の1

まず枠順についてですが、有力馬は中~外枠が多いですね。
その中で有利になりそうなのが05番サブノクロヒョウ。

190918大井11Rの1

前哨戦の東京記念トライアルを勝っていて、指数は2走以内・5走以内ともに2番手。
3走前の帝王賞は道悪でしたが、76と前走以上の内容。

190918大井11Rの2

5走以内指数のベスト5に2つ入っていて、推定前半3ハロン上位にも入っているように脚質面もクリア。
鞍上の成績だけが少し不安ですが、その他の項目からは軸に最適と言えそうです。

190918大井11Rの3

06番ストライクイーグルは昼のオッズだと人気になるようですが、前走の65は4番手止まり。
脚質は問題ないのですが、前走でサブノクロヒョウより2キロ軽かったのが今回は同斤量。
転入2戦目の上積みや吉原騎手が期待されての人気ということでしょうか。
不安材料がないこともないぞ、という点は突いておきたいところ。

その他の指数上位馬だと、2走以内1位は14番ヤマノファイト。

190918大井11Rの4

前走1着と脚質はともにクリア。
枠順は外ですが、赤岡騎手に替わって連勝中など、ポジティブな材料も複数。

190918大井11Rの5

10番センチュリオンが前走で後方からの競馬になったのは、JRA時代ですら避けていた1800m未満の距離が理由でしょう。
3走前の指数77は5走以内トップ。この距離なら前に行くことも出来るでしょう。
先約なのかは分かりませんが、矢野騎手はコチラに乗りたかったというのもありそう。

190918大井11Rの6

昨年の勝ち馬、シュテルングランツは外枠。昨年は好調かつ内枠でした。
また、昨年より相手が強そうなのもどうか。

◎05番サブノクロヒョウ
▲10番センチュリオン
▲14番ヤマノファイト
△06番ストライクイーグル
△12番シュテルングランツ

他に買うなら推定前後半で番号のある11番キャッスルクラウン。
人気は全く無さそうなので、この新聞でこそ!の根拠から少額で押さえてみても。


<大井12R・ミザール賞>

こちらでサカモトさんが書いてくれていたのですが…



 ●大井1400mは内枠有利(外枠不利)
 ●大井競馬では二桁人気を狙うことを恐れるな!


という格言があります。これも踏まえつつレース検討を…

190918大井12Rの0

人気は07番スターズテソーロと06番ペネトラーレが分け合うでしょうか。
昼のオッズでは07番の方が上ですが、2頭とも逃げたいなら内の方が有利ではあります。

190918大井12Rの1

ともに指数1・2位ですが、05ペネトラーレは4走前・5走前だけ走れれば互角以上なので、
オッズに差があるようならペネトラーレを重視する手も。

ちなみに、このレースは内枠に速い馬(行きたい馬)が揃っているのも特徴的。
穴は追込み馬なんじゃないでしょうか。

190918大井12Rの2

推定後半3Fをチェックすると、13番ニシノフローラルと09番ショウサングランドが独占。
13番ニシノフローラルはそこそこ人気になりそうですが、09番ショウサングランドは人気薄。

190918大井12Rの3

ただし、5走以内すべてでラストは差を詰めていますし、2走前は道悪で展開にも乗じて3着。
当時の指数で足りるかはさておき、前がバタバタになる流れなら食い込みがあっても不思議はありません。

穴09番ショウサングランド
〇06番ペネトラーレ
〇07番スターズテソーロ
▲13番ニシノフローラル



今回は以上です。是非、マキシマム競馬新聞を使って遊んでみて下さい!
ありがとうございました。

菊池グリグリのTwitter→@guriguritk

e-SHINBUN(イー新聞)からマキシマム競馬新聞の取得方法
新聞の見方