別路線からだとシャフリヤールの5枠10番まで。
それより外になると、皐月賞で上位着順だったり、1番人気だったりと、分かり易い根拠のある馬しか無理です。
そして、この人気ゾーンでも殆どがノーザンF馬ですね。
他だと逃げ・先行で展開と枠の2つを見方につけないと厳しい。

今年であれば、素直に皐月賞ではイマイチだったけれども、ダービーでそれなりの枠を引けて、何かしら期待出来る馬を拾う、というところでしょうか。

内目の枠で前走連対したのは2頭のみ。
その内の1頭が2・スキルヴィング。
前走は青葉賞で…そろそろこの青葉賞の歴史も変わって良い頃合い。
過去の青葉賞勝ち馬は


一時期は熱心に開発されたローテです。
レーヴミストラル、ヴァンキッシュラン、アドミラブルの3頭はいずれも2400mのアザレア賞→青葉賞を勝ってダービーへ。
成功しなかったんですけどね。
最高でもアドミラブルのダービー3着。
でも全くダメって訳でも無いレース。使い方が難しいだけです。
相手弱いし、2着でもダービーの権利取れるし。
関東馬のゴーフォザサミットは、ダービーでは7着でしたが0.4秒差と、わりと走っておりました。
その後はノーザンF馬のクラブ馬、オーソリティがこのローテを選択。
ですが…故障してダービーは回避でした。
レースは使わない、間隔は空けるがブームの中、このゴリゴリのノーザンF馬が勝ってダービー行くのは楽しみだったのですが。
そして、同馬はその後にアルゼンチン共和国杯を勝ってJCで2着しております。
多分、詰めて使っての勝算はこの春の時にもあったはず。
ので、今年は同じ木村哲也厩舎で再びスキルヴィングで挑戦です。

オーソリティとは違って、途中まではブラストワンピース路線。
器用に脚を使うレースは全スルーで、自分の力が最も発揮出来る条件のみしか使わない。
そんな都合の良いレースは限られているので、どうしても似た道を辿ってしまいます。
馬体重500kgオーバーで、最初からダービーだけ狙いの使い方ですね。
ブラストワンピースは中8週取れるローテ的安全策で毎日杯でしたが、同馬は1つ攻めて青葉賞。
鞍上はC・ルメール騎手で、デビューからずっと同騎手。
アドミラブルも大型馬でしたが、青葉賞での人気も勝ち方も似たような感。
あの時よりも関東馬という所で1ポイント加点、ノウハウも貯まっている分でもう1ポイント加点。
とすれば、3着以上の結果は獲れるはず。

5・ソールオリエンスはサートゥルナーリアのような事もあるし、皐月賞が強い競馬をし過ぎて逆に不安もあります。
タスティエーラを差して勝つには、やりすぎた感。
でも、それだけ強いのでしょうね。
ここらは頑張って考えるよりも、来たらそれなり、3着以下になれば跳ね、みたいな馬券の方で何とかしようかなと。
横山武史騎手がそんなアッサリとダービーを勝つような気がしない…というのが1番大きいです。

後は内枠から、皐月賞で人気していた社台Fの1・ベラジオオペラ、ノーザンF馬の6・ショウナンバシット、と同じシルバーステートで着順上位だった8・メタルスピード。
何か起こるとしたらここらでしょう。

◎2・スキルヴィング
〇5・ソールオリエンス
注6・ショウナンバシット
注1・ベラジオオペラ
注8・メタルスピード
△15・ノッキングポイント
△10・シャザーン
△12・タスティエーラ
△14・ファントムシーフ

佐賀 6R 第６５回 九州ダービー栄城賞　18:15

2000mなので、ゴール前は全馬歩いてます。
ビューワで指数順に並び替えると。


6・ネオシエルは


川崎の全日本２歳優駿以外は連対を外しておらず、堅実な成績。
山口勲騎手＋真島元徳は連対率は約60％とカナリ相性の良いコンビです。
石川倭騎手が期間限定騎乗の時には、今回出走するミヤノウッドリーの方に乗っていたのですが、帰ってからは同馬に戻りました。
こちらを選択した、って事ですね。
指数上位の中では前で競馬が出来る馬。
2走前のように直線で交わすのに手こずると、何かに差されてしまいます。
前走くらいの抜けだし方が出来れば勝てる。
早すぎると、それはそれで差されてしまうという、佐賀ならではの難しさがあります。
そこは、鞍上パワーで何とか。

5・テクノゴールドには、南関から和田讓治騎手が乗りにきています。
2走前は同騎手が騎乗して、内で一杯に粘っての2着でした。
佐賀だと結構頼りになっておりますね。
大井になると微妙に足り無かったりしますが…。
同馬も長い距離では安定して走る馬。

普通にこの2頭が中心で。
後はタイミングが合った差し馬が前の2頭の後から…。
9・ブレイブアモーレ、3・ミヤノウッドリーと、これも指数上位◎〇の2頭。

◎6・ネオシエル
〇5・テクノゴールド
▲9・ブレイブアモーレ
注3・ミヤノウッドリー
△1・タケノライコウ